寛永寺→天台宗

それではようやく、ちょこっと、寛永寺に近づけるように、寛永寺の宗派である天台宗の教えについて掘り下げてみましょう。
天台宗の総本山である比叡山延暦寺で、最澄が天台宗の教えを広めました。
最澄は「全ての人は仏の子供」と宣言したそうです。
つまり、悟りというのは釈迦だけのものではなくて、全ての人が悟りに到達できる道があるということを知らせたと言うことです。
そして、悟りに至る方法を人々に広めたということです。
しかし、これも、単純に、あっちに悟りの道があるよ!
ってことではなく、いろいろな修行や努力の末に悟りへの道があるということだったそうです。
そして、人間は自分自身が仏であるといういことに目覚めることが大切ということです。
この、仏というのが、また、解釈が難しいですよね。
そして、天台宗の公式ホームページに、心に仏を頂いた人が協力しあって、暮らす世界が仏様の世界というような内容のことが書いてありました。そんな世界を目指すために、「一隅を照らす」運動を進めているそうです。
一人一人が輝き、手をつなぐ世界というふうに私は受け止めました。
どれもこれも、私が悟りを開いていないせいか、はっきりとはしませんが、ぼやっと、人間、一人一人の心の成長が世の中のためになるということを感じました。
寛永寺を調べたことで、ちょっと、心の掃除ができたような気がします。マップで寛永寺をみて、上野動物園に思いを馳せなかった私を褒めてあげよう!

心を磨く+1 !

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